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by tsuboseitai
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新型インフルエンザに熱いおもゆ――漢方の古の対策法①

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 疫病の流行は古来からたびたびありました。漢方の元祖と祭り上げた張仲景は、経典と奉じられる『傷寒論』の作者と知られています。『傷寒論』の序文では、“余宗族素多,向餘二百。建安紀年以来,猶未十稔,其死亡者,三分有二,傷寒十居其七。感往昔之淪喪,傷横夭之莫救、乃勤求古訓,博采衆方,・・・・・・為『傷寒雑病論』,”とあります。
 引用した全文のおよその意味は:「我が一族は親戚がたくさんで、十年前まで二百人あまりいた。が、年号は「建安」になって未だ十年も経たないうちに、その三分の二が死んでしまいました。「傷寒」という発熱性の疫病にかかって死んだものは七割も占めた。この事実に感傷し、奮起し、『傷寒雑病論』を仕上げた。」と、です。
 『傷寒雑病論』から、『傷寒論』と『金匱要略』と二冊に分かれて、今は漢方の経典と奉じています。今病院から出される漢方薬の顆粒剤は、大部分は以上の二冊の経典を出て来る処方箋からなるです。

 しかし、漢方とひとこというが、漢方薬の生薬だけのことに誤解している方は多いようです。漢方薬の煎じ方や、ことに飲み方は忘れたら、大損になると思います。
 ここで、熱いおもゆ、あるいは熱いお粥の使い方こそは、今流行の新型インフルエンザに役立つ漢方の飲み方の活用法を皆さんにご紹介したいです。これは北京の大学院時代に実証した方法で、かなりの確率でした。十数年前のことで、当時は発熱性の感染症に関する研究で、新薬開発を目的としたが、併用したおもゆの活用は大いに魅せられました。発熱性の感染症の病原はインフルエンザのA型、B型も含まれていました。当時は、ウイルスに有効の薬はなかったので、漢方薬を飲ませてから、熱いおもゆと併用し、高熱から平熱になることは極めて速かったです。
 方法は以下:
   まずお米から、大量のおもゆをつくり、熱い状態に保温しておきます。(魔法瓶などをつかう。)
   発熱の患者に、200cc前後のおもゆを何回を飲ませます。
      飲み方の注意点は、出来るだけ熱いうちに、フッフッして飲むこと。
   本人の受ける、しおからい漬物などで、適度に塩分補給。

 高熱を出す人は大体食欲がなく、しかし、おもゆのおいしい香りだけで、食欲を誘ってくれます。ほとんどの患者に受けられました。
 高熱で汗がかからないことは多く見られます。病理学的には、からだが高い熱を出して、多くの微生物は増殖の至適温度範囲は比較的狭いので、その熱を利用してウイルスなどの病原体を殺そうとしていると推測しています。しかし汗がかくと熱が下がってしまいます。だから、「高熱に無汗」という状態が続きます。だけど、熱を出し続けることは、からだを燃焼し、消耗し続けることを意味します。そこで、点滴して、水分養分補給することは病院の一般のやり方です。だが、点滴のない古代人の張仲景は、熱いお粥を飲ませる方法を用いました。熱いおかゆ(熱粥)で薬の力を助けよう(以助薬力)と教えてくれました。しかし、現代人はお粥を食う気がないため、おもゆに変更して試したところで、大変受けでした。200ccのおもゆは500ccの点滴より多く炭水化合物が含まれ、何回も飲ませば、水分補給も十分果たせます。また、胃腸も呼吸系とともに粘膜免疫系に所属し、腸管に大量の免疫力を呼び起こすことも期待したいと考えます。
 さらに、熱い食物が口から取り入れることによって、体温を上げたい体の一助となり、体温が高くて41℃を超えることはまれで、つまり、限界に達すると、自然に汗かくことができます。つまり発汗(はっかん)して治るということです。 

 この「熱いお粥」食事療法は、『傷寒論』の「桂枝湯」という処方箋の服用方法の中に挙げられています。自助方法として、自宅療養の時に、薬の後にお試してはいかがでしょうか。

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by tsuboseitai | 2009-05-21 21:00
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